旅行が趣味だった
春の陽気に包まれたバス通りを歩きながら、ふと「“旅行“は人生の豊かさに一役買っていたのでは?」と思い立った。頭も春の陽気にあてられて浮かれているのかもしれない。
学生時代は、暇と金さえあればせっせと海外や国内旅行に出掛けていたので、「趣味は旅行です!」と胸を張って答えていた。ちょうど一眼レフカメラにもハマってカメラ女子だったし(流行ってた)。今思うと、ほとんどはステータス披露というか見栄ですね。
「今年やりたい10のこと」の1つにひとり旅を挙げている。
実際今月神奈川県内で宿を取っているのだが、ハマったらもっと遠くに行くのもいいかもしれない。学生時代にがんばっていた47都道府県制覇の続きとか。
47都道府県制覇リスト
改めて見直すと、東北の端っこ、九州の端っこ、日本海側の端っこ(山陰)、四国の端っこ(太平洋側)が主に残っていてなかなか強敵。
前にどっかで書いたけど、猫と離れがたいのと、医療機関に転職して連休がないので、「①仕事帰りに移動&前泊して②早朝〜昼過ぎまで観光して③昼過ぎ〜夕方には帰路につく」という理想のスタイルでは叶わなそうな遠くの地ばっかり。
まぁ観光といっても、日本である以上は大差ないと昔悟ってしまったので、なんか本場の空気だけ吸って五感を満足させられればもうそれで十分かなという気持ち。
旅するように生きたい時もある
現実と地続きの丁寧で心地の良い暮らしの構築も面白いけど、時にはそれを全て無視して「クソどうでもいい〜〜〜〜」と気の赴くままにふらふらと、見たいものを見て知りたいものを知るだけの日があったらもっと面白い。
iPhoneとiPadと本があれば最悪なんとかなる。
それくらいのテキトーさで、“移動“のハードルを下げ、良い景色を五感で楽しむ。それだけの自己満足のために、旅立つ機会を増やしたい。
まずは来週のひとり旅。
小学6年生の頃、1人で電車に乗って片瀬江ノ島駅で降り、海を見に行った以来だ。