しむろぐ

思考と行動のログ

Riverdance Japan 2024感想

5/12(日)観劇へ

リバーダンスの東京公演を観に行ってきました

吹奏楽で演奏した、1番思い入れのある曲の舞台を観に行ってきました。場所はTOKYO DOME CITY HALLです。

4人の演奏家だけでリバーダンス全編の音楽を形作っていることにまず感動。それから、コンクールではパーカッションを担当したのですが、思ったより原曲通りにスコアが作られててこれまた感動。

タップダンス(正確にはアイリッシュ・ダンスというジャンルらしい)を観ても、自分が最近またバレエを再開したこともあり、足さばきの速さ・正確さとジャンプの高さがえげつない・・・!と仰天。人間の脚ってあんなに美しく動くものなのね・・・。

いかにもアイルランドらしいシーンやら異国のスペインやアメリカ、あれはどこなんだろう、赤と白の回転技オンパレードのシーンやら見どころはたくさんあったけど、1番印象に残ったのは、黒い衣装のフラメンコ?を踊る女性、タップダンス?を踊る男性、そして打楽器を叩く男性の3人のシーン。リズムの拍数があんなに多いのに、ピタリと合わせるなんて、なんて緻密で繊細な世界なんだ・・・。気が遠くなった。

 

教訓としては、強固な基礎の上にパフォーマンスがのるということ。華麗なステップの前に、正確な足のポジション。速い連打の前に、正確なリズム感。基礎ができてない者に応用ができるわけもなく。焦らず基礎を大事にしようと思いました。何事も。

 

公演後の電車でたまたま隣に座ったマダム達が「英語で字幕がなかったから何言ってるのかわからなかったわぁ。字幕くらいつけてほしいわよね」と仰っていたが、世界各地で公演しているようなプロ集団だから、観客側の私達が英語を理解する方がグローバルスタンダードなのだろう。

かくいう私も全く聴き取れなかった。でもアイルランド発の作品だから、英語とか歴史とかケルト音楽とかもっと教養があればもっと楽しめたのだろう。アイルランドをイギリスと同一視していいのかその辺の学がないからわからないけど、シェイクスピアもイギリスだし、舞台芸術をより深く理解するためにも、一度は行ってみたい国です。